- 朝散歩を続けるモチベーションが沸かない
- 早起きなんてできない・・・
- 朝散歩を続けられるコツを教えて!
朝散歩は習慣化ができないと本当の意味での効果は低くなってしまいます。朝散歩を習慣化するためには「完璧主義」を辞めて、始めるハードルをトコトン下げることが大切です。
私は朝散歩を5年以上続けています。もともとは朝起きるのが苦手で早起きができず何度も習慣化に失敗してきました。
そんな私が朝散歩を習慣化できない本当の理由から習慣化するのに必要な考え方までを解説します。
朝散歩に興味はあるけど早起きできる気がしない・・・という方や朝散歩が続かず悩んでいる方はぜひ最後まで見てください。
本記事の内容を実践することで朝散歩を習慣化することができ、毎日の生活を充実したものに変えられます。
目次
習慣化ができない本当の理由
新しいことにチャレンジしても続けられずに辞めてしまう人は多いです。
続けることができないと自己肯定感が下がるだけでなく、チャレンジすること自体が嫌になってしまいます。
しかし、習慣化できる人は成功体験が積み上がり、自信が持てることで人生をより楽しむことができます。
本章では、習慣化ができない本当の理由を3つ解説します。当てはまるものがあれば、改善できるようにぜひ意識してみてください。
- 完璧主義
- 目的が歩くことになっている
- モチベーションがやる気頼り

習慣化できると朝起きるのも苦じゃなくなります。
完璧主義

朝散歩を習慣化できない本当の理由1つ目は考え方が「完璧主義」になっていることです。
まず物事が完璧に進むことなんてのことはほとんどありません。なぜなら、自分の力ではどうにもできないことに継続が阻まれることが多いから。
天気や子どもの夜泣きなどがわかりやすいです。天気を自分の力では変えられませんし、子どもが泣かないようにすることも不可能です。
しかし、習慣化のできる人は考え方が柔軟です。自分の力で変えられないことは割り切って、自分ができることは何があるかを考えています。
例えば、明日が雨とわかっているなら「カッパの準備をしておく」や逆に「雨の日は歩かない」とあらかじめ決めておくなどです。自分の力で変えられないことにストレスを感じていると、心は疲れて続けられなくなるのは”当たり前”です。
意識するべきは「完璧にできたか」ではなく「何ならできるか」です。
目的が歩くことになっている
朝散歩を習慣化できない本当の理由2つ目は「目的が歩くことになっている」です。
元々、朝散歩は日頃のモヤモヤをなくしたいや仕事のパフォーマンスを上げたい、痩せたいなど始めたい理由があったはず。ですが、いつしか朝散歩を続けること自体が目的になっている人は少なくありません。
朝散歩は手段であって目的ではありません。ここが入れ違うと効果を感じられずに続きません。
私も朝起きた時に「今日は外に出るのが面倒くさいな」と思うときが今でもあります。そんなときは、何のために朝散歩だったかを再確認することで続けられています。
歩く目的を考えていなかった人は下記記事を読んでみてください。
>>【人生変わる】朝散歩をするべき6つの効果と目的別の歩き方を解説!
やる気が出るまで待っている
朝散歩を習慣化できない本当の理由3つ目は「やる気が出るまで待っている」です。
朝散歩を始めたときは気合を入れて頑張りますが、数日したらやる気が出ず起きられなかったなんてことも多いのではないでしょうか?実は根本的に考え方が違います。
やる気が出たら始めるのではなく、始めたらやる気が出るというのが正解です。
人のやる気は作業を始めて4分後に湧くという「4分ルール」というものがあります。
朝散歩を習慣化するためには、まず4分頑張ってみることが大切です。やる気は”出るまで待つ”ではなく”自分から出していくもの”です。
朝散歩を習慣化するのに必要な3つの考え方
朝散歩を習慣化するために必要な考え方が3つあります。
- ハードルはトコトン下げる
- 短時間でも良い。とにかく辞めない。
- 本当に辛いときは休憩も必要
これらの考え方を身につけられると朝散歩を習慣にできるだけでなく、他のことでも習慣化できるようになります。

楽しく続けるための考え方です。
ハードルはトコトン下げる
朝散歩を習慣化するためには始めるハードルをトコトン下げることが大切です。
いきなり高い目標を持ってしまうと、すぐには結果は出ないため続けることは難しいです。例えば、「朝4時に起きて2時間以上歩く」や「今日は10kmは歩くぞ!」などです。
これらは正直、朝散歩を5年以上続けている私でもしたくなくなるレベルの高い目標です。
初めはとにかくハードルを低く設定すること。低くてもハードルを飛び越える達成感が味わえると、また始めるのが苦ではなくなります。
朝散歩における低いハードル例を3つ挙げます。
- 朝起きれたこと
- ベッドから出られたこと
- 外に出られたこと
まだ歩いてもいないですが、私は「朝起きること」が1番のハードルだと感じています。「朝起きること」は慣れてしまえば、跨げてしまうほどの低いハードルです。しかし、慣れるまでは大変です。
つまり、朝散歩は起きられた時点で習慣化できたといっても過言ではないです。
朝スッキリ起きるためには前夜の過ごし方が重要です。
朝起きるのが苦手な人は以下の記事をぜひ、参考にしてください。
【朝が苦手な人必見】スッキリ早起きできる前夜ルーティンを朝活歴5年が解説!
短時間でも良い。とにかく辞めないこと。
朝散歩を習慣化するために必要な考え方2つ目は「短時間でも良い。とにかく辞めないこと。」です。
朝散歩に限らず何かを習慣化できない人は0か100で考えてしまう人が多いです。例えば「いつも通り30分歩けなかったからもうダメだ…辞めよう」などです。
実は、昔の私がそうでした。「せっかくやるならトコトン突き詰めよう!」と無理して睡眠時間を削ってまで歩いていました。一度決めたことを曲げるのが嫌だったのだと最近気づきました。
続けようとしたことを一度辞めてしまうと、もう1回始めるのは初めてのときより大変です。1度辞めてしまったという失敗経験が大きなハードルとして現れるのです。
大切なのは続けることです。距離や時間に縛られると続けることは難しくなります。ただ辞めなければいいのです。
本当に辛いときは休憩も必要
朝散歩を習慣化するために必要な考え方最後の1つは「本当に辛いときは休憩も必要」です。
朝散歩で得られるメリットはたくさんあります。しかし、これら全ては自分の健康があってこそです。もちろん心の健康も含まれます。
ツラくても無理して続けようとすると朝散歩自体が嫌いになってしまいます。ただ、「面倒臭くなったから辞める」と「本当にツラくて一旦休憩する」は意味が全く異なります。
朝散歩はお金もかからいため、いつでも再開できます。自分の中に「休憩する」という選択肢は残しておいてください。
朝散歩を習慣化して得られるメリット
朝散歩を習慣化することで得られるメリットはたくさんあります。ここでは私が実感できた2つを解説します。
- 午前中の”質”が変わる
- 運動不足の解消

朝散歩を習慣化できれば人生は好転していきます。
午前中の”質”が変わる
朝散歩を習慣化できると午前中の”質”が変わります。なぜなら朝日を浴びてセロトニンが活性化することで体内時計がリセットされて心と頭のスイッチがONになるから。

私たちの朝日を浴びる時間は意外と短いです。出社には車や電車を利用し、社内で仕事をする。
これでは朝日を十分に浴びられずセロトニンの分泌も少なくなります。その結果やる気スイッチが入らず、午前中はどこかボーッとした時間を過ごすことに。
セロトニンを活性化させるには2500lx以上の光を15-30分浴びる必要があります。

いつもより15-30分早く起きて朝散歩をすれば心と頭のスイッチが入ります。朝早くからスイッチが入ることで午前中から頭が冴え、やる気も湧き午前中の質は大きく高まります。

いきなり歩くのはハードル高いという人は日光浴から始めてもOKです。
運動不足の解消
朝散歩は運動不足解消に効果的です。厚生労働省は健康のために1日8000歩以上歩いた方が良いとしています。
しかし、健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 (案)によると日本人の1日平均歩数は約6278歩となっています。
性別や年齢によって多少上下があるものの、多くの人は1日1800歩ぐらい不足しています。しかし、毎日15-30分の朝散歩をプラスすることでこの差は埋められます。
15分から30分で実際どれくらい歩数が稼げるのか?
時速5kmペースで歩いたとします。
その場合15分で約1800歩、30分で約3500歩が目安となります。歩幅によっても変わりますが、30分間ゆったり歩いても足りない1800歩を補完できます。
参考までに15・30分歩いたときのスピード別の歩数表はコチラです。

「ながら朝散歩」からはじめてみる
朝散歩を習慣化する考え方やメリットを解説してきました。
ですが、それを分かっていたとしても続けられない人は多いはず。歩くためだけに早起きするのは正直嫌・・・。
そんな人にオススメなのが朝散歩と何かを掛け合わせた「ながら朝散歩」です。自分が楽しいと思えることの”ついでに”朝散歩をすれば早起きも苦ではなくなるはずです。
しかし、YouTubeなど視界が塞がるものは危ないです。ここでは耳を使ったオススメの”ながら朝散歩”を2つ紹介します。
- 考え事をする
- 耳から読書「audible」
考え事をする
1つ目は「考え事をする」です。普段生活をしているとモヤモヤすることや納得のいかないことってありますよね。
朝の誰にも干渉されない静かな時間に朝散歩をすることで頭と心の中が整理されてスッキリします。「次はこうしてみよう」「あれはこういう意味だったのかな?」その時は見えなかった物事の裏側まで考えられます。
私が朝散歩を続けられる大きな理由の一つがコレです。イヤなことが起きた時は負の感情に支配されて、とにかくモヤモヤ・イライラするだけで次の解決策を考えられません。
しかし、一晩寝かせた上で朝散歩中に深く考えることでほとんどのことは自分の中で腹落ちさせられます。イヤなことがあった次の日は”考え事”をしながら朝散歩してみましょう。
耳から読書「audiobook.jp」
2つ目はaudiobook.jpです。audiobook.jpとは耳で聴く読書です。
朝散歩と「聴く読書」の親和性はかなり高いです。なぜなら読書も朝散歩も1人の時間を楽しむためのものだから。仕事や子育てをしていると1人になれる時間は本当に少ないです。皆無といっても良いはず。
そんな中でも非現実的な世界に浸ることで心は満たされます。audiobook.jpなら朝散歩をしながらの15-30分でそんな非現実的な世界へ耳から連れて行ってくれます。
これは個人的な感想ですが、朝散歩をしているときって頭の中がスッキリします。何か1つのことを集中して考えることも出来て、逆に何も考えないことも出来る。ぐちゃぐちゃな頭の中を整理するのにも朝散歩は有効です。その頭の中の整理をするバックミュージックとして聴く読書はオススメです。
歩きながらaudiobook.jpで本を聴くことで絡まった思考はほどけていきます。朝散歩が終わった後は頭も心も非常にスッキリして終わることが出来ます。
今は30日間無料キャンペーンもやっているので、ぜひぐちゃぐちゃになっている頭が整理される感覚を体感して欲しいです。もし、体感ができなければ無料期間内で解約すればお金もかかりません。
まとめ|朝散歩を習慣化して毎日を充実させよう
本記事では朝散歩が続けれない本当の理由から朝散歩を習慣化するために必要な考え方までを解説しました。
朝散歩を続けれない本当の理由は3つあります。
- 完璧主義
- 目的が歩くことになっている
- モチベーションがやる気頼り
何かを習慣化するためには「完璧主義」は捨てなければなりません。なぜならずっと完璧でありつづけるのは不可能だから。
自分の力だけでは変えられないことは多いです。朝散歩でいうと天気や子どものお世話などです。変えられないことを気にして辞めてしまうなら、初めから”出来ない日もある”前提で始めるのがオススメ。
歩くことが目的になっていたり、続けるモチベーションがやる気頼みの人も習慣化は難しいです。もともと、朝散歩は得られるメリットを享受したいがために始めたはず。歩くことが目的になると、歩けた時点で満足してしまいます。
朝散歩は習慣化することで毎日の生活を充実させ続けられます。
朝散歩を習慣化するために必要な考え方は3つあります。
- ハードルはトコトン下げる
- 短時間でも良い。とにかく辞めない。
- 本当に辛いときは休憩も必要
朝散歩を続けるためには、ハードルをトコトン下げることが大切です。先ほどの「完璧主義」とも繋がりますが、初めから意識を高く持ってしまうと出来なかったときの反動が大きくなります。
気分が乗らない日であっても「とりあえず外には出てみる」くらいの気持ちで短時間でも良いのでとにかく辞めないことを意識しましょう。
しかし、自分が本当にツラいときは休憩することも大切です。朝散歩は手段であって目的ではありません。ですので無理してまで続ける必要はないです。一旦休憩をして元気になったら再開する。この選択肢もあるということを忘れないでください。
朝散歩は続けることで必ず効果があります。心の余裕や仕事のパフォーマンス向上など日々の生活を充実させてくれる効果ばかりです。
今まで趣味を始めても習慣化できなかった人もこの記事を機に習慣化ができるようになっていきましょう!
朝散歩の効果を実感できない人は以下の記事で理由と対策を詳しく解説しています。
>>朝散歩の効果を実感できない理由5選|意外と見落としがちなセロトニンを分泌させるメリットまでを解説!
コメント