- 仕事に子育てで自分時間がほとんどない
- みんなはどうやってストレス発散してる?
- 1人になれる自分時間の作り方を教えて!
30代になると仕事と子育てで自分時間を作ることが難しくなります。
自分時間が作れないとただこなすだけの毎日で何のために生きているかわからなくなってしまいます。
私と妻は毎日30分の自分時間を作れるようにお互いに協力し合っています。
仕事に家事育児とストレスMAXな日々が続いていますが、30分の自分時間を作ることで大きな喧嘩もなく毎日笑顔で過ごすことができています。
本記事ではもっと心の余裕が欲しい30代のパパママ向けに1日30分の自分時間の作り方を解説します。
この記事で解説している3つの方法を実践することで毎日30分の自分時間が捻出でき、人生の充実感は爆上がりします。
自分時間だからと何かをしなくちゃいけないわけではありません。
コーヒーを飲んで一息ついたり、横になってボーッとするのもアリです。私は朝散歩が好きでよく歩いています。
妻は晩酌しながら録画したテレビをよく見ています。

自分で決めたという感覚が大切です。
目次
自分時間がないと感じている人は意外と多い
自分時間がないと感じている人は多くいます。
Pamasonicの2025年3月28日発行の「ひとり時間」の実態調査によると30代(n=894)の約35.3%が1人時間を取れていない・あまり取れていないと回答しており、57.8%が「ひとり時間」がもっと欲しいと回答していました。
この割合は年代別で30代が1番高く、以降「現状のままでも良い」へシフトしていきます。
私自身30歳のときに子どもが産まれてからは自分時間は大きく減りました。当初は気持ちの切り替えができておらず、よくイライラしてしまい妻ともよく喧嘩に…。
毎日、一生懸命働いて家事育児もしてお互い本当に余裕がなかったな今でも思います。今は毎日30分の自分時間を捻出しお互いに小休止がとれることで心の余裕が復活して喧嘩もかなり減りました。
たった30分でもスイッチOFFの時間があるだけで毎日が本当に生きやすく、メリハリが持てるようになります。
そして、人生の充実感は大きく変わります。
30分の自分時間で”自己決定感”は取り戻せる
自己決定感は30分の自分時間を過ごすことで取り戻すことができます。自己決定感とは「自分の行動を自分で決めた」という感覚のこと。
上司や顧客、子どもに振り回されて、自分がしたいように動けないことは非常に多いと思います。しかし、1日30分でも自分のためだけに使える時間があるとわかっていれば、寛容な心で受け止められるようになります。
自分時間はある意味、「心の拠り所」と考えて良いかもしれません。
自己決定感の重要性は「デシとライアンの自己決定理論」でも、説明されています。
デシとライアンの自己決定理論とは人間のモチベーションについて示された理論です。
人間は以下3つの基本的な心理的欲求が満たされることで、モチベーションが湧き心の健全な発達や幸福感を得られるとされています。
- 自律性(自分で選択して行動する)
- 有能感(自分は出来るという感覚)
- 関係性(人とのつながり)
自分時間は3つのうちの自律性と有能感を満たしてくれます。自分のしたいことができる自律性と、自分時間が作れたという有能感です。
30分の自分時間の捻出が人生を充実感で溢れさせてくれます。

自己決定感が取り戻せれば思考もポジティブになれます。
1日30分の自分時間を推奨するワケ
1日30分の自分時間を捻出すれば自己決定感を取り戻せて人生が充実感で溢れると説明しました。30分である理由は2つあります。
- 子育て中はまとまった時間が取りにくい
- 大人の集中力は20-30分しか持たない

時間があってもダラダラ過ごすと休めた気にはなれません…。
子育て中はまとまった時間が取りにくい
子育て中はまとまった自分時間が取りにくいです。なぜなら自由な時間は子どもが寝ている間しか実質とれないからです。
子どもが寝てから洗濯や洗い物などの家事をまとめて終わらせる家庭は多いはず。となると物理的に時間が足りないのは明白です。そんな状況で毎日数時間の自由時間を望むのは非現実的です。
休日の午前中をママやパパの1人時間にすれば十分だと考える人もいると思います。
私の家庭も初めはそうでした。しかし、平日にもガス抜きできる時間がないと、休日は反動で動けず寝て過ごすだけになることが多くありました。
平日は30分の自分時間を作り、適度にガス抜きすることで、休日のまとまった自分時間で楽しむのが理想的です。
大人の集中力は20-30分しか持たない
実は、大人の集中力って20-30分しか持たないことがわかっています。ですので、集中力が持つ30分で自分のしたいこと全力でするべきと私は考えます。
せっかく作れた自分時間を目的なく過ごして、ただ浪費してしまうのは本当にもったいないです。
30分の使い方は人それぞれ。しかし、自分が本当にしたいことを全力で楽しむことで、次の自分時間がモチベーションになりまた頑張ることができます。
実は高い集中力が持つされる30分の時間を利用した作業方法があります。
「ポモドーロ・タイマー」といって25分作業5分休憩の計30分を1セクターとして仕事や家事の質を上げる方法です。私自身30分という時間を意識して作業をすることで日々の生産性は大きく上がりました。
自分時間を今すぐに作れなくても仕事や家事で「ポモドーロ・タイマー」を取り入れることで家事の質は上がり自分時間を捻出する手助けになります。
「ポモドーロ・タイマー」はアプリであるので試してみたい方は検索してみてください。
1日30分の自分時間を捻出する方法3選
本章では1日30分の自分時間を捻出する方法を3つ解説します。
- 「しないこと」を決める
- 自分時間は朝にする
- 家事をガジェットに任せる

限られた時間を有効活用しましょう。
「しないこと」をあらかじめ決める
自分時間を作るためには「しないこと」をあらかじめきめておくことが大切。なぜなら何でもかんでもやろうとしたら時間がいくらあっても足りないからです。
仕事から帰ってきて「ちょっと一休み」とソファやベッドに座ってしまうが最後、あっという間に時間が過ぎていたという経験をした人は多いはず。
家に帰ったら小休憩する前にに必ず”シャワーを浴びる”や”洗濯機のスイッチを入れる”など今日をやるべきタスクは必ず先に済ませておきましょう。

私は家のソファやベッドに何百時間も時間を吸い取られました…。
自分時間は朝にする
自分時間を楽しむなら夜ではなく朝がオススメ。夜は仕事が終わっても家事と育児が残っています。
全部が終わってから自分時間をとろうとしても、疲れてヘトヘトな状態で楽しむことが難しいです。
夜は回復に専念し体力気力ともに万全な朝に変えた方が楽しめます。

朝から好きなことがするとテンションが上がり、1日を楽しく過ごせます。
家事はガジェットに頼ろう
家事を全て自分でする時代はもう終わりました。頼れる物はどんどん頼るというのが令和のニュースタンダードです。
私はドラム式洗濯機と食器乾燥機を使っています。ガジェットを頼るべきかを決めるポイントは「使った後はほったらかし」にできるかどうか。使い終わった後に放置ができない場合は終わるまで起きて待っておく必要があります。
これが実は結構なストレス。ドラム式洗濯機や食器乾燥機はスイッチを入れたらあとはほったらかしでOK。我が家はガジェットを導入してからの生活の質はまるで変わりました。
決して安くはない買い物ではありませんが使った金額以上の価値は絶対にあると言えます。
自分時間の捻出で忘れてはいけない2つの考え方
自分時間を捻出するときに忘れてはいけない考え方が2つあります。
- 家族の理解を得る
- 短時間でも思いっきり楽しむ
短い時間しか取れないからこそ、意識しておきたいことです。

自分ひとりだけ楽しめば、家庭の雰囲気が悪くなります…。
家族の理解を得る
自分時間は家族の理解があってこそ楽しめます。大切なのは先に自分だけ楽しもうとしないこと。
昔、仕事に家事育児で疲労がピークに達していた時に妻は自分時間が欲しいと伝えたことがあります。
妻からの返事は「私だって疲れている。自分だけ疲れているみたいにいわないでみたいに言わないで。」
ハッとさせられました。そりゃそうだよなと。疲れているのはお互い様。自分時間が欲しいなら妻の自分時間を捻出した”後”にするべきと。
先に自分が欲しい欲しいと言われても良い気はしないですよね。何事も先にギブが大事なんだと痛感させられました。
自分時間を楽しむなら、家族の理解は必須です。パートナーの心の余裕をつくれた先に自分の自分の時間があることを忘れないようにしましょう。
短時間でも思いっきり楽しむ
短い時間しか捻出できないと自分時間を楽しめないと考えている人は多いはず。しかし、短時間でも考え方次第で十分楽しむことはできます。
短時間でも自分時間を楽しむためには「何をするか事前に決めておく」ことが大切。
事前にしたいことを決めておくことで、無駄に自分時間を浪費することはなくなります。
目的なくスマホを触っていて気づいたら想像以上に時間が過ぎていた経験むてありませんか?
あの時間って実際に休んでいた時間ほど休めた気にはならないことが多いはず。
自分時間をただ浪費してしまわないためには「事前にしたいことを決めておく」が大切です。
まとめ|30分の自分時間で毎日を楽しく過ごそう!
仕事と家事育児で忙しい30代のパパママ向けに30分の自分時間の捻出方法を解説しました。
自分時間は人生の充実感にも繋がる”自己決定感”を取り戻すことができます。“自己決定感”とは「自分の行動を自分で決めている感覚」のこと。
会社の人や子どものワガママだけを聞いていると”誰のために生きているんだろう?”と感じて心はすり減っていきます。しかし、多忙な毎日を過ごす中でまとまった自分時間を捻出するのは正直かなり厳しいです。
また、大人の集中力は30分までしか持ちません。中途半端に長くなるとダラダラと過ごしてしまい休んだ気になりにくいです。
次に30分の自分時間を捻出する方法を3つ解説しました。
- 「しないこと」はあらかじめ決める
- 自分時間は朝にする
- 家事はガジェットに頼ろう
30分の自分時間を捻出するためには、「しないこと」をあらかじめ決める必要があります。なぜならやりたいことは無限に湧いてくるからです。
ですが、その大半は本当にしたいことではなく、出来たらいいなレベルであることが多いはず。全てをやり切ろうとしたら、どんだけ時間があっても足りなくなります。
「しないこと」をあらかじめ決めておくことで本当にしたいことが出来るようになるため30分という短い時間でも十分な満足感が得ることができます。
次に自分時間は朝にとるべきです。理由は仕事帰りの夜は疲れて、体力気力ともにヘトヘトだから。同じ30分を楽しむならば体力気力ともに回復して元気な朝にする方が満足度は高くなります。
ヘトヘトな状態だと集中もできず、義務感でやっているような感覚にもなってしまいます。自分時間は朝にして夜は家事育児と自分を休める時間と割り切ることが大切。
3つ目は家事はできる限りガジェットに頼ろうです。昔と違い、今はドラム式洗濯機や食器乾燥機など、洗うだけでなく乾かすまで自動でしてくれる便利な家電が増えました。
正直私は使うまでは高いだけでコスパは悪い。自分でやった方が無駄なお金も使わずお得だと考えていました。しかし、妻からのお願いもあって導入したら大袈裟ではなく世界が変わりました。
タオルの仕上がりはふわふわで、なにより終わる時間まで起きていなくて良い。これだけで十分元は取れています。
最後に自分時間を捻出する中で忘れてはいけないことを2つ解説しました。
- 家族の理解を得る
- 短時間でも思いっきり楽しむ
自分時間がなくて大変なのは家族も同じ。その中でお互い協力して時間をやりくりしているはず。お互いが気持ちよく自分時間を楽しむために、まずはパートナーの自分時間を提供しましょう。
その後に自分が楽しむ。順番が変わるだけでみんなが笑顔で自分時間を楽しめるようになります。自分時間が作れても30分程度じゃ意味がないと考える人も少なくありません。
しかし、事前にしたいことを考えていれば30分という時間でも十分に楽しむことは可能です。事前にしたいことを決めておくことで30分という時間をフルで楽しむことが出来るからです。目的なく過ごす時間は心が休まった気はしません。
むしろ時間を浪費しただけと後悔する場合が多いです。30分という自分時間をフルに楽しむためには「事前にしたいことを決めておく」を意識しましょう。
仕事と子育てをしているパパママは自分時間を多く取れないからこそ、30分という短い時間でも心が休められるような意識が必要です。毎日にメリハリを持ることで人生の充実感は大きく変わります。
本記事の内容を実践すれば、こなすだけだった毎日が充実感の溢れる楽しい毎日に変わります。
まずは出来ることから少しずつ試していってください。
30分で出来るオススメの自分時間の使い方は以下の記事でまとめています。興味のある方はぜひ見てください。
コメント